断言します。
出世する人は最初から決まっています。
より正確には、他人が勝手に個人的印象で決めています。
この記事では、この点について書きます。
私はこれまで、多くの組織で多くの人間を観察してきました。
私は研究開発系の人間なので、その目線とスキルでじっくりと観察したのです。
その経験から導いた人間の本質について書きます。
間違いなく、あなたの出世と今後の社会人人生にプラスになります。
騙されたと思って、この記事を読む数分間を私にください。
余分なことは一切書いていません。
それでは早速説明します。
学校で習うこと

学校では、国語や数学を習います。
一方で、学校では学べないことの中に、とんでもなく重要なことがあります。
それは「人間」についてです。
会社を構成するのは人間です。
あなたの出世を決める上司は人間です。
そのため、出世するには、人間について知る必要があります。
それなのに、学校では、人間という生き物について何一つ教えてくれません。
そのため、自分で学ぶほかありません。
組織で出世するには、人間という生き物の本質を知らねばならないのです。
このことに気が付けるかが、出世できるかどうかの分かれ目になるといっても過言ではありません。
人間とはなにか

出世するには、人間について知らねばなりません。
ここでいう「人間を知る」とは、体の構造のことでも、哲学的な話でもありません。
人間とは「どのように行動する生き物なのか」という単純な話です。
知るべきポイントは1つだけです。
「人間とは、好きな人を優遇する生き物」だということです。
このことを強く頭に刻み込んでください。
出世するにはどうしたらいいか
出世の要件は単純です。
上司に好かれればいいのです。
逆に言うと、嫌われたら終わりです。
このように書くと、「そんな単純なわけがないだろ!」、「ちゃんとした基準で出世は公平に決まるはずだ!」、「実力があれば出世するはずだ!」と思うかもしれません。
もし、このように思うなら、今すぐその考えは捨てた方がいいです。
確かに、主任~係長くらいまでは、何らかの基準や実力で機械的に決定されるかもしれません。
しかし、職位が上がるほど、「好き」か「嫌い」かが極めて重要になります。
「印象」とか「心証」などと表現される極めて曖昧なものがとても重要になってきます。
人間(上司)に好かれるには、ひいては、出世するためには、コミュニケーションスキルを鍛える必要があります。
コミュニケーションスキルとは何か
コミュニケーションスキルの意味は単純です。
「人間に好かれる力」です。
これらはスキルとして磨くことができます。
例えば、何かの話をするときに、「〇〇部長」や「〇〇さん」と相手の名前を付けて話をするだけでも、相手に好印象を与えることができます。
また、上司の話には、少しオーバーなくらい共感するのも有効です。
上司のいい面を積極的に見つけて素直な気持ちで褒めるのもの効果があります。
これらは極めて単純な例ですが、こうしたことを自然かつ継続的に続けていると、おのずと出世する確率が上がります。
しかも、人に好きになってもらえると、不思議と運までも向いてきます。
好かれないと絶対に出世できない

例えば、社内で何かを始めたいときに、それを一緒に進めたいなと思う人は「好きな人」です。
何かをお願いしたいときや、迷ったときに頼るのは「好きな人」です。
仕事ができる人でも、実力がある人でも、物知りな人でもありません。
人間という生き物は、「好きな人」と一緒に仕事をしたいし、「好きな人」を頼りたいのです。
これは、どの組織でも誰でもそうなのです。
それが人間という生き物です。
そして、誰を出世させるかを決める上司も例外ではないのです。
例えば、政治でも会社組織でも「派閥」などというものがあります。
これらは言ってみれば、ただの「好きな人同士の集まり」です。
嫌われてしまうと組織では厳しい立場に置かれます。
一番分かりやすい例が、「あの人仕事はできるんだけどな...」という言葉です。
この言葉は死亡フラグです。
この「あの人」は、今後組織で出世することも花開くこともありません。
本人は「自分は実力があるのにおかしい!」と思っているのですが、極めて重要なことに気付いていないのです。
評価されるのは、「実力がある人」ではなく、「好かれている人」です。
会社では、課長以上くらいの人事考課になると、これが如実に現れてきます。
例えば、実力100点印象50点の人と実力80点印象100点の人がいれば、出世するのは、間違いなく後者です。
後者の実力が50点くらいなら、ようやくどっちを昇進させるか迷うようになります。
人間の組織ではそのくらい「好かれているか」が重要なのです。
私は決して、好感度だけを上げるべきだと主張しているのではありません。
私が言いたいのは、「好かれているかどうかが、実質的に出世の必要条件になる」ということです。
好かれているかどうかは、そのくらい出世に響くのです。
好かれた上で実力も併せて鍛えていけば、会社で無双できます。
さらに、決して天狗になることなく、真の誠実さと謙虚さを併せ持つことが出来れば、その無双状態をずっと維持できます。
結論
いろいろと書きましたが、結局人間社会の根底にあるのは、究極的には「好きか嫌いか」だけです。
国家間も会社間も個人間もそうです。
出世を決める側の立場で言えば、大好きな人を出世させたいし、大嫌いな人は邪魔してでも出世させたくないということです。
転職サイトのすすめ
ここまで、出世が「好きか嫌いか」で決まることを説明しました。
この点はとても単純かつ普遍的な話であり、出世するには必ず意識しなくてはならないことです。
一方で、個々の人間には「相性」という別の要素があるのこともまた事実です。
いくら好かれようとしても好きになってくれない人間もいます。
理不尽にパワハラをしてくる、性格がとんでもなく歪んだ人もいます。
そのような人がいる職場でいくらコミュニケーション能力を鍛えても、好かれようがない上司が相手では苦しい立場に置かれます。
こうした場合は、転職を視野に入れるのもの一つの手です。
転職サイトへの登録には利点がいくつかある
上記のような人は、積極的に転職サイトに登録すべきですが、実は、普通に働いている人も転職サイトへの登録には利点があります。
私は「転職すべき」と言いたいのではありません。
自分の経験に照らしてみても、登録してみると、たくさんの気付きがあるということをお伝えしたいです。
転職サイトに登録したからといって、必ずしも転職する必要はありません。
視野が広がる
転職サイトに登録してみると分かるのですが、実は、自分のスキルの活かせる職種や会社は意外と多いことに気が付きます。
「自分次第でこんなキャリアパスも描けるんだ!」と知ることで、今の会社で働き続けるにしても、視野の広さと精神的な余裕を確保できます。
自分の価値が知れる
転職サイトに登録すると、非公開求人も含めてスカウトが来たり、転職エージェントから求人紹介を受けたりすることができます。
そうしたスカウトや求人紹介から、現在の自分の価値を知れます。
自分が思っていた場合よりもよい条件を提示される場合もありますし、あまりよいスカウトが来ない場合もあります。
前者の場合は、自分がステップアップできるのであれば、前向きに検討すればよいですし、転職しないにしても心の余裕と自信が生まれます。
後者の場合は、もう少し現状の会社で力を蓄えてみるべきだと思います。
いずれにしても、これらのことは、登録してみないとなかなか知れないことです。
このように、現在の自分の価値判断にも転職サイトは有用だということです。
副産物的に、思わぬ好待遇の転職案件が舞い込む可能性もありますので、余裕のあるときにこそ、登録してみるのがおすすめです。
もちろん、強い意志をもって転職に臨むのもいいと思います。
いずれにしても、上記のようなプラスの効果が得られます。
おすすめの転職サイト
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